Whと機内持ち込み

モバイルバッテリーのWhとは?飛行機に持ち込める容量と国内航空会社の2026年ルールを整理

飛行機に持ち込む前に知りたいWhの読み方と、モバイルバッテリーの容量・個数・機内での扱いを整理します。

結論:モバイルバッテリーは1個160Wh以下を1人2個まで、機内持ち込みのみです。 預け入れや、機内でのバッテリーへの充電・バッテリーから電子機器への充電はできません。2026年4月24日からのルールを反映しています。

Whとは?

Wh(ワット時)は、電池に蓄えられる電力量の単位です。飛行機への持ち込みでは、この値が容量の基準になります。まず本体やメーカーの仕様で「Wh」を確認しましょう。

mAhだけでは、電圧が違う電池の電力量を比べられません。また、充電の速さを示す出力のWと、容量を示すWhは別のものです。

3.7Vでの計算例

計算式はWh = mAh ÷ 1000 × 定格電圧(V)です。たとえば10000mAh・3.7Vなら、10000 ÷ 1000 × 3.7 = 37Whになります。

電池容量定格電圧3.7Vでの計算結果
5000mAh18.5Wh
10000mAh37Wh
20000mAh74Wh
27000mAh99.9Wh

これは定格電圧が3.7Vの場合だけの例です。USB出力の5Vや9Vを使わず、電池容量に対応する定格電圧で計算してください。本体のWh表示を優先し、容量や電圧が不明ならメーカーに確認しましょう。計算例だけで持ち込み可とは判断できません。

機内持ち込みのルール

国土交通省の新ルールは2026年4月24日から適用済みです。一般的なリチウムイオン式モバイルバッテリーでは、次の点を守ります。

カメラなどの交換用の「予備電池」は、モバイルバッテリーとは別に条件があります。特に100Whを超える予備電池も持つ場合は、各社の合計個数の数え方を確認してください。

国内航空会社6社の比較

2026年9月8日確認。6社とも、モバイルバッテリーは160Wh以下を1人2個まで、預け入れ不可です。機内ではバッテリーへの充電も、電子機器への充電も行わないでください。表には各社の補足条件をまとめています。

航空会社公式案内の確認ポイント
ANA 160Wh以下を2個まで。100Whを超え160Wh以下の予備電池も持つ場合は、モバイルバッテリーとの組み合わせで個数が変わります。電子機器への充電は「お控えください」と案内。変更案内・容量・予備電池の条件
JAL 160Wh以下を2個まで。100Whを超え160Wh以下のものは予備電池と合わせて2個まで。Whを確認できないものは輸送不可です。制限のあるお手荷物
Peach 160Wh以下を2個まで。100Whを超え160Wh以下のモバイルバッテリーには、同容量帯の予備リチウムイオン電池・医療用の予備リチウム金属電池(2g超8g以下)との合計2個の条件があります。制限のある手荷物
スカイマーク 160Wh以下を2個まで。公式FAQでは、電子機器の予備電池(100〜160Wh)も持つ場合は合計2個まで、100Wh未満の予備電池はこの個数に含めないと案内しています。モバイルバッテリーのFAQ
ジェットスター・ジャパン(GK) 4月24日から160Wh以下を2個まで。機内での使用・充電は禁止です。グループ共通ページにはJQ便向けの承認案内もあるため、100Wh以上や予備電池を併せて持つ場合はGKの窓口で条件を確認してください。変更案内・危険物・制限品
スターフライヤー 160Wh以下を2個まで。公式FAQには、100Wh以上160Wh以下のモバイルバッテリーと予備電池を併せて持つ場合の合計2個の条件があります。100Whちょうどの組み合わせも同社に確認してください。変更案内・電池のFAQ

100Whの境界や予備電池の合算条件は、各社の表記を一律に置き換えていません。国際線・乗り継ぎ・共同運航便では、実際に運航する航空会社や出発地の条件も確認してください。

搭乗前の準備

出典

以下の公式情報を2026年9月8日に確認しました。搭乗前に利用する航空会社の最新案内を再確認してください。